フォーミュラニッポン観戦に行ってきました。

もちろん場所はツインリンク

今年から導入された2レース制ということもあり、結果的にそれぞれのレースで違った展開になったのがなんとも…いとをかしというところか。
ちなみにピットウォークで金石年弘松浦孝亮両選手のサインを入手したが、奇しくもこの二人には2001年のドイツF3という接点があった。意図はしていなかったのだが。

第1レース

ここまで全戦ポール獲得と、絶対王者の座を確実にしつつある松田次生がポールから好スタートを決める一方、ここまで好調だった小暮卓史がスタート失敗。そのまま松田優勢で進行するも、後ろからはロイック・デュバルが接近し差をつめる。一方で本山やトレルイエといったところは序盤に大幅後退を余儀なくされている。
そんな中、アクシデントが発生。伊沢拓也平手晃平のマシンが絡んでクラッシュ、平手のマシンはそのままタイヤバリアに突き刺さり、セーフティーカー導入、一時騒然となる。幸い平手の命に別状はなかったものの、大事をとって第2レースは欠場となった。
セーフティーカーが入った後、デュバルが松田を交わし、そのままチェッカー。3位はジョアン・パオロ・デ・オリベイラ。金石選手もなかなか健闘していた。なお、8位の土屋武士ポールポジション、7位の荒聖治が2番グリッドと、ポイント獲得者はリバースグリッド、つまり逆向きに並ぶことになる。9位以下はそのままとなり、土屋を交わせなかった本山はポールを取り損ねた格好になった…

第2レース

ラップしないうちにリタイアしたロニー・クインタレッリとクラッシュの傷を修復した伊沢がピットスタート
土屋のポールは実に久々となる。このまま気持ちよくスタートを決めたいところ。
…だったが。
土屋、グリッド上でエンスト。ピットスタート勢にも先を越され、あっという間に最下位に。何とか押しかけでスタートし、ファステストラップも出すなど気は吐いたものの最下位完走という結果に。
レースは2番手スタートの荒と松田がロケットスタートを決める一方、小暮・デュバル・トレルイエといったポイント争い上での松田のライバルたちが続々戦線離脱。唯一無事だったアンドレ・ロッテラーもポイントに届かず。場合によっては次戦・富士でチャンピオンシップ決着の可能性も。
結局荒がそのまま逃げ切りFPON初優勝となった。松田が及ばず2位、3位オリベイラと結局表彰台の中央が入れ替わっただけとなった。第1戦の表彰台ではシャンパンは手渡されるだけだったので、デュバルはシャンパンの栓を抜く時間を間違えた格好に(笑…っていいのだろうか)。

(後日補完)