知ってる人はいるのか?

時代劇の主役が悪人にその正体を明かすシーンの数々。

初級編

「この紋所が目に入らぬか?」
(印籠のアップ)
「こちらにおわす御方をどなたと心得る?恐れ多くも先の副将軍、水戸光圀公にあらせられるぞ!
 一同、頭が高い!控えおろう!」
       徳川光圀(『水戸黄門』・実際は格さん(だったっけ?)が言う)

中級編

「この桜吹雪は、すべてお見通しよ!」
(あの遊び人風の男が奉行だったのかと気づかされる)
       遠山景元(『遠山の金さん』)

上級編

「余の顔を見忘れたか?」
(いったんは平伏する悪人。しかしどの道悪事がばれれば今の甘い汁を吸う生活は続けられなくなることは明白であるからして、隠蔽を試みる)
悪人「ええい、上様とて構わん!斬れい!切り捨てい!」*1
       徳川吉宗(『暴れん坊将軍』)

ド級

(奉行が名乗り、悪事を暴露。しかし悪人はシラを切る。)
(奉行、懐中の扇に手を伸ばし、開く)
(扇が飛ぶ。大抵は悪人の頭上すれすれを通過し、悪人のちょんまげがほどけザンバラ頭に)
悪人「さ、榊夢之介!」
       榊原忠之(『八百八町夢日記』)

*1:「こやつは上様の名を騙る不届き者じゃ!」というパターンも