読書の秋ということで、お勧めの本を

監督と野郎ども (集英社文庫)

監督と野郎ども (集英社文庫)

個人的に思う傑作プロ野球小説のひとつ。札幌ベアーズはここの所ずっとセ・リーグ(この世界では8球団、仙台にもある)のどん底に位置しており、オーナーの親友でもあるコミッショナーも撤退勧告をせねばならないところまできてしまった。この事態を受け、ベアーズは戦前のプロ野球で活躍した名捕手の山形、通称ポパイを招聘し、山形は「好きな毛ガニが食べられるのなら」と快諾。かくてベアーズの快進撃が始まる…
特筆すべきは札幌ドームを予言していた川上氏の先見の明。それを抜いてしても一読あれ。
ぼくのプレミア・ライフ (新潮文庫)

ぼくのプレミア・ライフ (新潮文庫)

作者の処女作である。熱狂的なアーセナルファンである作者の、ハイバリーガナーズ*1に対する思いがつづられている。
ただしここで書かれているのはベンゲル監督就任以前の話なので、ご注意を。




時間が空いたら修正も考えてます。

*1:アーセナルの愛称