もう野球はだめなのか?(はてなプロ野球’04)

巨人戦の視聴率が今年2回目の一ケタ台を記録したそうで。そりゃ序盤から猛攻で大量得点すれば、半数の人はもう勝負あったとあきらめて他の番組に行きたくなりますよ。
こうしたことも見据えて、今年はパ・リーグのラジオ中継を中心に野球を楽しもうとしていた…いや、してた。とたんに近鉄オリックスが合併を発表し、1リーグ制もありうるという予断を許さぬ情勢になってしまった。
ただでさえセ・リーグを厚遇しすぎの面もあるのに、こうすることでしか話題をさらうことのできないパ・リーグに哀愁を感じる。セ・リーグはつまんない、パ・リーグはがけっぷち、こんなプロ野球に魅力を感じろといわれても、無理な話である。1リーグ制には僕も疑問を感じる。それなりのメリットは感じるが、僕にはデメリットのほうが大きく感じられてならないのだ。
僕が望むことといえば次のことぐらいである。

  1. 現状維持:バファローズ球団をABCが買い取るのが一番いいと思うが、到底無理だろう…
  2. エキスパンションによる球団増加:ドカベンで取られた手法。しかし600億円の加入金が必要という点からして無理。そりゃバブル期の負の遺産だよ。
  3. 韓国・台湾も含めた極東リーグ構想:ロッテが提唱した手法だが、こんな奇特な球団が現れるかどうか。
  4. プロ野球連盟の分裂:台湾では一時CPBLとTMLの二つのプロ野球機構が並立したことがあった。こうすることで球界の危機感が煽られて、雨降って地固まればいいのだが、まず望み薄。

うーん…
もう病は手遅れの状態に入りかけているのかも。下手したら北京オリンピックの時には、野球日本代表のアジア予選通過は難しいかもしれない…