オグリキャップの有馬を見てから競馬は気になるようにはなっていたが、ナリタブライアンの3冠達成も、アグネスワールドのジュライカップ制覇も、フサイチペガサスのケンタッキーダービー制覇も、ただ黙って見ているだけに過ぎなかった。
本格的に見るようになっていったのはクロフネがNHKマイルカップを制し、外国産ダービー馬1号にならんと挑戦し、儚くも敗れ去ったころからである。この年の秋にウイニングポストをやり始め、競馬の面白さにだんだんとのめりこんでいった。ただし、目はどうしても馬に行ってしまうので、要は『馬に惚れていた』といったところか。
くしくも今年は外国産馬シェルゲームがクロフネやシンボリクリスエスの成し得なかった夢を叶えるべく、いよいよダービートライアルに向かおうとしている。POであることを差し引いても、非常に気になっている。今年は混戦模様なので、あるいは彼にもチャンスが巡ってくるかもしれない…